オンライン交流会でも活かせる「リアル交流会で会うのと同じ印象」づくり

皆さん、こんにちは!大阪の交流会Exe-Loopの代表野田です。

 

 

今日は、**「オンライン交流会でも活かせる『リアル交流会で会うのと同じ印象』づくり」**についてブログを書いていきたいと思います!

 

コロナ禍をきっかけに、リアルの会場だけでなく、オンラインでの異業種交流会・ビジネス交流会も増えましたね。

「遠方の人とつながれる」「移動がないから気軽」といったメリットが多い一方で、「会ったときの雰囲気が伝わりにくい」「印象が薄くなりがち」と感じる人も多いかと思います。

 

今回は「オンライン交流会でも、あたかもリアルで会ったかのように“好印象”を残すためのコツ」を挙げます。リアルもオンラインも両方やる方には、特に参考になればと思います。

 

■なぜオンラインでも“リアルと同じ印象”づくりが必要か

 

オンライン交流会では、物理的な“握手”や“名刺交換”、会場の雰囲気などが省略されるため、どうしても“ライトな出会い”になりがちです。

しかし、ビジネスの本質は「人と人との信頼関係」。

どんな形式であれ、「この人と話して良かった」「また会いたい」と思ってもらえる印象づくりが人脈の質を左右します。

 

実際、バーチャルのネットワーキングでも、あらかじめプロフィールを整えたり、自己紹介を工夫したりすることで、印象を強く残せる――という指摘があります。

 

「異業種交流会」「交流会」「ビジネス交流会」に参加される方も、オンラインの場だからこそ、ちょっとした工夫で大きな差をつけられます。

 

✅ オンラインでもリアルに近づける“印象づくり”の基本

 

・プロフィール/表示名をしっかり整えておく

 

まず前提として、オンライン交流会開始前に、プロフィール欄(所属、肩書き、自己紹介など)があれば、分かりやすく書いておきましょう。

閲覧する人はそこを見て「どんな人か」を判断しますし、しっかり書かれていると「この人は準備してるな」と好感を持たれやすいです。

 

また、自分の事業や肩書きだけでなく、少し“人間味” — たとえば「副業で○○をやっています」「○○に興味があります」など軽く入れておくと、親しみやすさが出ます。

 

・カメラON&明るい表情/アイコンタクトを意識する

 

オンラインだと顔が見えない・声だけ、ということもありますが、できるだけカメラをONにして参加するのが理想です。

顔が見え、表情が分かるだけで「この人と話してみたい」「信頼できそう」と思ってもらいやすくなります。

 

実際、オンライン交流で良い印象を残すためには、“はっきり話す”“笑顔”“目線(カメラ目線)”など、対面で大切な“非言語の振る舞い”が重要とされています。

 

また、部屋の背景を整えたり、雑音を防いだりすることで、対面に近い安心感・信頼感を演出できます。

 

・自己紹介を短めに、かつ内容を整理しておく

 

リアル交流会であれば名刺や雰囲気である程度補える部分が、オンラインでは言葉と画面の情報だけになります。

だからこそ、自己紹介は「名前/肩書き/取り組み内容」「最近注力していること or 興味関心」「なぜこの交流会に参加したか」のように、シンプルかつ核心を伝える構成が効果的です。

 

短い時間で「この人は何をしているか」「どんな人か」が伝わるようにすることで、「会ってみたい」「話してみたい」という興味を引きやすくなります。

 

・チャットや資料共有を活用し“名刺交換”代わりの導線を作る

 

オンライン交流会では、紙の名刺交換はできません。

その代わりに、プロフィールリンク、デジタル名刺、SNSアカウントURL、ウェブサイト、PDF資料などをチャットで共有するのがおすすめです。

 

事前にデジタル名刺やプロフィールURLを準備しておけば、スムーズに「あなたが誰か」「何をしているか」を伝えられ、相手に覚えてもらいやすくなります。

 

また、名刺を“ただ送る”だけでなく、「後日、詳しい資料をお送りします」と伝えておくことで、リアルで会ったときと同じような“次につながる印象”を残せます。

 

■会話を盛り上げ、人間味を伝える工夫

 

オンラインでのコミュニケーションでは、どうしても“事務的”“冷たい”印象になりがちです。

だからこそ、以下のような工夫をすることで、リアルに近い「温かみ」や「親しみ」を演出できます。

 

・オープンエンドな質問で相手の話を引き出す

「どんな仕事をされているんですか?」など定番の質問でも良いですが、オンラインではさらに「最近の悩みは?」「この業界で今注目していることは?」など、相手が話しやすく、かつ深みのある質問をすると会話が盛り上がりやすいです。

 

質問を投げかけた後は、しっかり聞き、リアクションする。相手の話を大切にすることで、「この人、話しやすい」と思ってもらえます。

 

・リアルな会話のように“ゆるやかな自己開示”をする

 

オンラインだからといって、あまり堅苦しすぎると距離感が生まれてしまいます。

ですが、趣味や最近挑戦していること、住んでいる地域のことなど、少し“人間らしい話題”を交えることで、相手も心を開きやすくなります。

 

対面では自然にできる“雑談”ですが、オンラインでは意識的にその余地を作ることで、雰囲気が和らぎ、仲間意識が生まれやすくなります。

 

・リアクション・リアルタイムチャットを活用する

 

発言に対して「いいね」や「そうですね」などリアクションを返したり、チャットで軽くコメントしたりすることで、対話感を強められます。

リアル交流会で言えば、「相槌を打つ」「うなずく」「視線を合わせる」にあたる行動です。

 

これだけでも、相手に「ちゃんと聞いてくれてる」「興味を持ってくれてる」と伝わります。

🧩 オンライン交流とリアル交流、どちらも使える“ハイブリッド思考”のすすめ

 

これからは「オンライン × リアル」のハイブリッドで人脈を広げる時代です。

 

オンラインで広く出会いをつくり、リアルで会う機会につなげる――この流れを意識すれば、距離も時間も越えた強いネットワークが築けます。

 

ただし、どちらも“人と人との関係”がベース。

形式が変わっても、相手への敬意や礼儀、誠実さは変わりません。

オンラインだからこそ、リアル交流会で求められる“基本マナー”を忘れずに。

オンライン参加ならではの利便性を活かしつつ、「この人と直接会ってみたい」「この人と話してみたい」と思ってもらえるような印象づくりを意識すれば、オンライン交流会もリアルと同じように、あるいはそれ以上に価値ある場になります。

 

■まとめ

 

オンライン交流会でもプロフィール/自己紹介/カメラ・声・背景などで“第一印象”を整える

デジタル名刺やプロフィール共有で、リアルの名刺交換に近い信頼性を保つ

質問や雑談、リアクションを使って会話に“温かみ”を加える

事前準備を怠らず、当日は気持ちよく参加できる環境を整える

「異業種交流会」「交流会」「ビジネス交流会」の良さは、人と人との“つながり”。

オンラインでも、その本質を忘れずに。皆さんも次回のオンライン交流会で、リアルに負けない“好印象”を残してみてください。

それでは、またオンラインか、次回のリアル会場でお会いできるのを楽しみにしています!
── 大阪 交流会 Exe-Loop代表 野田