ビジネス異業種交流会で『あ、この人また会いたい』と思われるための印象戦略

皆さん、こんにちは!大阪の交流会Exe-Loopの代表野田です。

 

今日は、「ビジネス異業種交流会で『あ、この人また会いたい』と思われるための印象戦略」についてブログを書いていきたいと思います!

 

 

ビジネスの場として「異業種交流会」「交流会」「ビジネス交流会」に参加する人の多くは、“名刺を交換する”ことや“多くの人と出会う”ことを目的としがちです。でも、ただ数を追っても、なかなか「また会いたい」「また話したい」と思ってもらえる人にはなりません。

 

 

本当に価値ある人脈、次につながる関係を築くためには、「印象戦略」がとても大切です。今回は、あなたが交流会で「また会いたい!」と思ってもらえるための具体的なポイントをご紹介します。

 

 

■ なぜ“印象戦略”が重要なのか

 

 

交流会における人との出会いは、名刺1枚で終わることもあれば、その先に長い関係が生まれることもあります。後者になるかどうかの分かれ目は、「第一印象とその後の振る舞い」です。

 

 

ビジネスネットワーキングを研究する分野では、「印象管理(Impression management)」―― 自分の見せ方・振る舞いを意識的に整えることが、信頼や関係構築の成否に影響を与えるとされています。

 

 

つまり、「会話が弾んだから」「名刺を交換したから」というだけではダメ。「この人と話して良かった」「この人とまた会いたい」と感じてもらえる“戦略的な接し方”があってこそ、良い人脈につながるのです。

 

 

■ 印象戦略:会場で“また会いたい”と思わせる5つのポイント

 

 

以下は、私が多くの交流会を見てきて「この人は印象が良かったな」「また会いたい」と思わせやすい行動・振る舞いとしておすすめしている5つのポイントです。

 

 

1. 清潔感と適切な服装・身だしなみを整える

 

 

最初の印象は、見た目で8〜9割決まるとも言われます。交流会では、清潔感のある服装や身だしなみは必須です。ジャケットやビジネスカジュアル、きれいめの服装が安心です。特に初めて会う人が多い場では、「どこから来たか」「何のために来たか」が見た目で伝わると信頼につながります。

 

 

また、服装だけでなく、名刺入れ・鞄・靴など、小物にも気を配ることで、無意識に「この人はしっかりしているな」という印象を与えやすくなります。

 

 

2. 笑顔・アイコンタクト・ボディランゲージで“話しやすさ”を演出

 

 

印象が良い人は、表情や立ち振る舞いが自然で「話しかけやすさ」があります。交流会中は、笑顔でいたり、相手の目を見て話したり、姿勢を正したりすることで、安心感や親しみやすさを伝えられます。

 

 

逆に、腕組み・スマホばかり見ている・背中が丸まっているような態度は、無意識に壁をつくってしまいがち。ちょっとした動きや表情で、周囲に「この人となら話せそう」と思わせることができます。

 

 

3. 自己紹介+「自分はこういう価値を持っています」を具体的に伝える

 

 

ただ「◯◯をしています」とだけ自己紹介するより、「どんな仕事・どんな価値提供ができるか」「どんな使い方ができるか」を含めると、相手の記憶に残りやすくなります。

 

たとえば「◯◯業界向けに△△を支援してきました」「最近、××で□□の成果が出ています」といった“具体性”です。

 

 

ポイントは、売り込みっぽくならず、“相手にとってどんな可能性があるか”をさりげなく伝えること。これだけで、「あ、この人なら話を聞いてみたい」と思ってもらいやすくなります。

 

 

4. 聞き上手になる ― 相手の話に興味を持ち、リアクションも丁寧に

 

 

交流会で印象が良い人は、自分が話すよりも“聞き上手”であることが多いです。

 

相手に質問を投げかけたり、話を聞きながらうなずいたり、リアクションを丁寧に返したり。こうした姿勢は、相手に安心感を与え、「また話したい」と思わせる大きな要素です。

 

 

また、会話の終わりには軽い感謝や「また機会があれば」という一言を添えると、相手の記憶に残りやすくなります。これはネットワーキングの基本とも言われます。

 

 

5. 会話の“質”を意識して、無理に数を追わない

 

 

多くの人と話せばチャンスも広がる、という考えは間違いではありません。ただ、数を追ってばかりだと、どの会話も浅くなりがちです。そして結局「会っただけ」の人が増えるだけ……。

 

 

本当に「また会いたい」と思ってもらえる人は、1人ひとりとの会話を丁寧にして、“少数でも深い関係性”を目指しています。名刺の枚数より、「この人とまた会いたい」と思わせられるかどうかが大切です。

 

 

■ “また会いたい人”になるためのちょっとした工夫・心構え

 

 

上記の5つのポイントをベースに、さらに印象を良くする“ちょっとした工夫”をご紹介します。

 

 

相手の名前を必ず覚えて、一度は名前で呼ぶ

 

会話後には「◯◯さんのお話、とても興味深かったです」と名前を使うことで、記憶に残りやすくなります。

 

 

待機時間・合間時間も“チャンス”だと考える

 

受付前の待ち時間、飲み物を取るための列、休憩中など――“話す隙”は意外に多いです。スマホばかり触らず、ちょっとした相手に声をかけることで、思わぬ出会いが生まれます。

 

 

終了時に「またお話しできれば」と一言添える

 

会話の終わりの言葉は印象に残りやすく、次につながるきっかけになります。無理に名刺を大量に配るより効果的なことも多いです。

 

 

自分の“強み・専門性”を常に更新・整理しておく

 

その場で話す内容に困らないよう、日頃から自分のビジネスや興味分野、最近の取り組みなどを整理しておきましょう。話がスムーズであればあるほど、信頼感も高まります。

 

 

■ “印象戦略”を意識した後にやるべきこと

 

 

印象づくりだけで終わらせず、その後のフォローが人脈を“縁”に変える鍵です。たとえば:

 

 

会話した人に感謝のメッセージを送る

 

 

会話内容をメモしておき、次につなげるネタを準備する

 

 

定期的に連絡を取る、情報をシェアするなど関係を育てる

 

 

このような“小さな行動の積み重ね”が、量より質の高い人脈を育てる土台になります。

 

 

まとめ

 

 

ビジネス異業種交流会という場で「また会いたい」「また話したい」と思ってもらうには、単に参加するだけではなく、“印象戦略”として意識することが重要です。

 

 

今日ご紹介したポイントを意識することで、あなたは「ただの参加者」ではなく、“印象に残る、価値ある出会いを届けられる人”になれます。

 

 

ぜひ次回の交流会で、これらを試してみてください。きっと、新しい出会いやチャンスが生まれるはずです。

 

 

それでは、次回の交流会でお会いできるのを楽しみにしています!

 

── 大阪 交流会 Exe-Loop代表 野田

 

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