ビジネス異業種交流会で会話を盛り上げるための“業界トレンド”の押さえ方 

皆さん、こんにちは!大阪の交流会Exe-Loopの代表野田です。

 

 

今日は、「会話を盛り上げるための“業界トレンド”の押さえ方」についてブログを書いていきたいと思います!

 

 

 

異業種交流会やビジネス交流会で、会話を始めるきっかけや盛り上げる話題として強力なのが「最近の業界トレンド」。

 

 

ただ、「どの業界のトレンドを押さえるべきか」「どうチェックすればよいか」がわからない方も少なくありません。

 

 

そこで今回は、交流会で役立つ“業界トレンドの押さえ方”と、それを使って会話を盛り上げるコツをお伝えします。

 

 

■ なぜ“業界トレンド”を押さえることが大事か

 

 

異業種交流会では、同業種だけでなく多様な業界の人が集まるため、共通の話題(トレンド)があると会話が早く盛り上がる。

 

 

最新の業界トレンドに詳しい人は「アンテナ高い」「情報通」な印象を与えやすく、人から信頼や興味を持たれやすい。

 

 

トレンドを踏まえた話題は、その後のビジネスチャンスやマッチングにもつながりやすい ― つまり、ただの雑談では終わらない可能性がある。

 

 

つまり、名刺交換や自己紹介だけでなく、トレンドを絡めた会話は「ただの出会い」を「有意義な出会い」に変えるカギなんです。

 

 

■ 業界トレンドを押さえるための3ステップ

 

 

会話で使えるトレンドをつかむために、私がオススメするステップは以下の通りです。

 

 

① 定期的に“情報収集の習慣”をもつ

 

 

トレンドを把握するには、普段から情報をインプットする習慣が大切です。例えば、業界ニュースサイト、業界関連のブログ、WEBメディア、メールマガジン、SNSなどをチェックする時間を週に1回設ける。

 

 

特に「どの分野/業界の情報をチェックするか」をあらかじめ決めておくと効率的です。こうした習慣がある人ほど、交流会で「最近こんな動きがあるらしいね」といった話題を自然に出せます。

 

 

② 複数業界の“ざっくりトレンド”を把握しておく

 

 

ビジネス交流会では、自分の業界だけでなく他業界の人とも話します。だからこそ、自分の専門外も含めた“広く浅く”のトレンド把握が有効です。

 

 

例として、最近ではオンライン/オフライン混合の“ハイブリッド形式イベント”や、デジタルツールの活用、リモートワーク関連、DX(デジタルトランスフォーメーション)、サステナビリティ、エコ/SDGsなどのテーマが多く注目されています。こういったトレンドを押さえておくと、多くの業界で通じる話題になります。

 

 

③ “自分視点”で咀嚼する — 自分の経験・関心に結びつける

 

 

ただトレンドを知っているだけではあまり意味がありません。重要なのは「自分ならどう思うか」「自分のビジネスにどう関係するか」といった自分視点で咀嚼すること。

 

 

たとえば「最近○○業界でこういう流れがあるけど、私の□□という事業では…」と、自分の経験や関心と絡めて話すことで、相手に響きやすい「自分事としての会話」になります。

 

 

■ 交流会で使いやすい “トレンドを使った会話フレーズ例”

 

 

実際の交流会で使いやすい、トレンドを取り入れた会話の切り口をいくつかご紹介します。

 

 

「最近〇〇業界で△△って流れがあるみたいですが、御社的にはどう見ておられますか?」

 

 

「私は□□分野ですが、最近の□□トレンドを見ると▲▲の可能性を感じていて、△△さんの業界はどうですか?」

 

 

「このご時世、ハイブリッドのイベントとかオンライン化が進んでると聞きます。最近の交流会とか、どう感じていますか?」

 

 

「今後、△△ってキーワードが注目されそうですが、そちらの業界では関係ありそうですか?」

 

 

こうした質問や話題を振ることで、相手の考えや状況を引き出し、会話が深まりやすくなります。また、相手の業界が違っていても、最新トレンドという“共通の土台”があるため、話がつながりやすいのも大きなメリットです。

 

 

■ さらに“深み”を出すための工夫

 

 

トレンドだけでなく、それを活かして「あなたらしさ」「あなたの視点」を加えると、会話がさらに印象深くなります。以下のような工夫がおすすめです。

 

 

最近自分が気になっているニュースや記事を引用:具体的な情報を挙げることで、「ただ聞いた話」ではなく「調べた上で考えている人」という印象に。

 

 

自分の経験とトレンドをリンク:自分が取り組んだこと、感じたこととトレンドを結びつけて話すことでリアリティが出る。

 

 

相手に意見や感想を聞く姿勢を大切にする:トレンドを振ったあとに、「○○さんはどう思いますか?」と問いかけることで、相手も話しやすくなる。

 

 

押しつけず、フラットに議論する:「これが正しい/正しくない」ではなく、「今こういう説もある」「自分はこう感じた」という語り口で会話を広げると、建設的で印象が良い。

 

 

■ 日常に取り入れやすい“トレンドチェック習慣”のアイデア

 

 

継続してトレンドを取り入れるためには、“習慣化”が大切です。以下のような習慣がおすすめです。

 

 

毎週〇曜日に、自分の関心業界のニュース記事を3〜5本チェックするセルフルーティンを設定

 

 

気になるニュースやトレンドをスマホのメモやノートに記録しておく(後で会話のネタに使える)

 

 

SNSや業界メディアのRSS購読、ニュースレター登録などで情報の流れを逃さない環境を整える

 

 

交流会前に『最近気になった業界ニュース』を1〜2個ピックアップしておき、話題の“ストック”を持っておく

 

 

■ まとめ

今回は、交流会で会話を盛り上げるための“業界トレンドの押さえ方”についてご紹介しました。ポイントは以下の通りです。

 

 

定期的な情報収集で“トレンドアンテナ”を高く保つ

 

 

複数業界の広く浅いトレンドを把握

 

 

トレンドを自分の経験や関心と結びつけ、自分視点で語る

 

 

会話で使いやすいトレンドベースの質問・話題を準備する

 

 

「異業種交流会」「交流会」「ビジネス交流会」の場では、業界がバラバラだからこそ“トレンド”が万能の共通言語になります。次回の交流会では、ちょっとトレンドに注目して、会話を一歩レベルアップしてみてください。きっと、今までとは違う盛り上がりと新しい出会いが生まれるはずです!

 

 

それでは、また次回の交流会でお会いできるのを楽しみにしています。

 

── 大阪 交流会 Exe-Loop代表 野田