ビジネス異業種交流会で名刺交換を成功させるマナー&トーク術

皆さん、こんにちは!大阪のビジネス異業種交流会 Exe-Loopの代表、野田です。

 

 

今日は、「名刺交換を成功させるマナー&トーク術」についてブログを書いていきたいと思います!

 

 

異業種交流会、交流会、ビジネス交流会に参加される皆さんにとって、名刺交換は“出会いの入り口”とも言える重要な瞬間です。

 

 

今日は大阪で開催されるような交流会を想定して、初めての方も常連の方も使える「名刺交換のマナー」と「会話につながるトーク術」を、具体的にお伝えしていきます。

 

 

名刺交換でまず押さえておきたいマナー

 

1. 名刺は必ず持参/きちんと準備
交流会では実際「名刺を忘れてしまった…」という方を見かけます。ビジネス交流会では名刺がその場の自分の“名刺代わり”ですので、必ず準備しておきましょう。

 

また、名刺を入れるケース(名刺フォルダー)に入れてバッグや胸ポケットからスムーズに取り出せるようにしておくことも大切です。

 

日本のビジネス文化では、名刺交換のマナー自体が信頼につながるとも言われています。

 

 

2. 交換の手順を意識する
名刺交換をする際の基本的な流れを押さえておきましょう。

 

相手に近づいたら、まず軽く会釈。

 

名刺を両手(または片手でも丁寧に)差し出します。

 

相手の名刺を受け取ったら、軽く目線を合わせて「◯◯社の◯◯と申します。本日はよろしくお願いします」と挨拶。

 

受け取った名刺は、すぐにしまうのではなく、ひとまず自分の名刺フォルダーに入れず胸ポケットや目の届く場所に静かに置いておきましょう。
この手順を丁寧にやることで、「この人はビジネスとしての意識が高いな」「きちんとした人だな」という印象を与えやすくなります。

 

 

3. 名刺交換=終わりではなく、会話のスタートに

 

名刺を交換したら、そこで終わりにしてはいけません。

 

 

むしろ名刺交換は、会話をつなげる“扉”です。名刺を受け取った後、

 

 

「私も同じ業界で〇〇のような仕事をしています」「御社は◯◯をされているんですね、興味深いです」などと一言添えると、相手も話しやすくなります。

 

交流会において「ただ名刺を配っただけ」という人より、「名刺交換+一言トーク」ができる人の方が好印象を持たれます。

 

 

名刺交換後に使えるトーク術3つ

 

 

次に、名刺交換をスムーズに会話につなげるための具体的トーク術を3つご紹介します。

 

 

 

トーク術①:オープンな質問で相手を引き込む

 

名刺を受け取った直後、「◯◯業界ということで、最近どうですか?」や「〇〇という商品(サービス)を拝見して興味を持ちましたが、御社ではどのように展開されていますか?」といった質問を投げかけると良いです。

 

 

このような「相手が話しやすい質問」で会話をスタートすると、こちらが話さなくても相手が語ってくれ、自然な流れで名刺交換後の会話が始まります。実際、交流会で「聞き上手」が好印象だと指摘されています。

 

 

トーク術②:自分の一言紹介+価値提供の姿勢

 

続いて、自己紹介と同時に「私がどんな価値を提供できるか」をさらりと触れることも効果的です。

 

例えば、「私は〇〇の業界で◯年やっておりまして、特に△△に強みがあります。もし〇〇のお話があればお力になれればと思っています」というように。

 

ただし、ここで大事なのは“売り込み感”を出しすぎないことです。

 

過剰に「ぜひ買ってください」「うちを使ってください」という流れになると交流会の場では逆効果となります。

マナーとして「自分の役割/強み」を軽く伝えるだけに留め、相手がどう感じてくれるかを観察しましょう。

 

 

トーク術③:共通の話題+次のアクションを仕込む

 

会話が盛り上がってきたら、「共通の話題」を探してみましょう。たとえば参加者同士が同じ業界だったり、同じ地域だったり。大阪で開催されるビジネス交流会なら、「大阪でのビジネス環境」「異業種交流を通じた新しい取引」など地域やテーマが共通になることも多いです。

 

そして話の終盤には、「もしご興味あれば、この後お茶しながらもう少しお話しませんか?」「来月の交流会にも私も参加しますので、もしよければその時にまたお話しましょう」と次のステップを軽く提案しておくと、関係が続きやすいです。

 

会話の終わりに“次につながる一言”を用意しておくのがポイントです。

 

 

名刺交換時によくある失敗とその回避方法

 

 

名刺交換を成功に導くためには、よくあるNGを事前に知っておくことも有効です。ここでは代表的な3つの失敗と回避策をご紹介します。

 

 

NG①:名刺を差し出す前に相手が話し終える前に名刺を出す
相手が話している途中に名刺を出すと、「この人は俺の話を聞いてないな」と思われてしまいます。

 

まずは相手の話を少し聞き、その後「失礼ですが名刺を…」と差し出すのがマナーです

NG②:名刺交換後すぐスマホをいじる・会話を放棄する
名刺交換後、相手が話している途中にすぐ携帯を取り出したり、別の人に視線を向けたりすると印象が悪くなります。

 

名刺を握ったまま、相手の目を見て話を聞く、そして名刺を丁寧に扱うことを意識しましょう。

 

 

NG③:交換した名刺をすぐ鞄・ポケットに雑に入れる
日本のビジネスマナーでは、名刺を軽んじる行為=相手を軽視していると捉えられやすいです。

名刺を受け取ったらすぐに折ったり雑に扱ったりせず、一時的に机や目の前に置き、話が終わるまで丁寧に扱いましょう。

 

 

まとめ
本日は、名刺交換を成功させるための「マナー&トーク術」について、交流会/異業種交流会/ビジネス交流会という場で活かせる具体的なポイントをお話ししました。

 

名刺交換は“ほんの一瞬”のやり取りですが、その後の印象や関係性に大きく影響します。

 

改めて整理すると、成功のために押さえておきたいポイントは以下の通りです:

 

 

名刺交換の前に丁寧なマナーを整える(持参・準備・手順)

 

 

名刺交換は会話のきっかけ。そこで終わらせずトーク術を用いて話を広げる

 

 

名刺交換後も丁寧に対応。相手の話を聞き、自分の価値をさりげなく伝え、次のステップを用意する

 

 

大阪で開催される交流会、異業種交流会、ビジネス交流会の場では、これらを意識するだけで一歩リードできます。

 

 

皆さんも次回の交流会で、名刺交換を“ただ配る作業”ではなく、“出会いを価値に変える瞬間”にしてください。

 

 

そして、そこで得た出会いやご縁を、ぜひ次のビジネスチャンスにつなげていきましょう。

 

それでは、次回の交流会で皆さんとお会いできることを楽しみにしています!

 

 

── 大阪 ビジネス異業種交流会 Exe-Loop代表 野田