ビジネス異業種交流会の会場に入ってからまずやるべき“第一アクション”とは?

皆さん、こんにちは!大阪の交流会Exe-Loopの代表野田です。

 

今日は、「ビジネス異業種交流会の会場に入ってからまずやるべき“第一アクション”とは?」についてブログを書いていきたいと思います!

 

 

異業種交流会、交流会、ビジネス交流会――そんな場に足を踏み入れた瞬間、「さて、何から始めよう?」と不安になる方も多いと思います。特に初参加の方や久しぶりの参加の方は、会場に入ってすぐにどう動くかで、その後の印象や出会いの流れが大きく変わります。

 

 

そこで今回は、“会場に入って最初にすべき行動”をいくつかピックアップ。これを頭に入れておけば、緊張を和らげつつスムーズに交流の波に乗れます。

 

 

■なぜ「第一アクション」が重要なのか

 

 

多くの人が、交流会に入ると人の輪ができていたり、話しているグループがあったりして、声をかけづらい…と感じがちです。

 

 

しかし、ネットワーキングの成功者たちは、会場入り直後から動き、積極的に行動しているという声が多くあります。ある米国のネットワーキング指南にも、「入場したらすぐに参加者の雰囲気を観察し、“開いているグループ”を狙って話しかけよう」という手順が紹介されています。

つまり、最初の動きで“チャンスをつかむか”“見逃すか”が分かれる――。だからこそ、入場後の“第一アクション”を意識することが非常に重要です。

 

 

■会場に入ってまずやるべき“第一アクション”一覧

 

 

以下は、私が主催や参加者として多くの交流会を見てきた中で「入ったらまずこれ」をオススメする行動です。

 

 

① まずは落ち着いて、会場の雰囲気を観察する

 

 

会場入り直後は、ざわざわしていたり、人がどんどん流れ込んできたりで、ちょっとした混乱感があります。そんなとき、まずは深呼吸して、 会場全体を見渡す のがおすすめです。

 

 

入口付近〜受付の様子はどうか

 

 

座席・立ち位置のレイアウトは?テーブル、立食スタイル、丸テーブルか?

 

 

どんな人が多そうか、どんな服装か、どんな雰囲気か

 

 

この“事前観察”で、自分がどこに入るか、どこで誰に声をかけるかの“仮設”を持てます。いきなり輪に飛び込むのではなく、「少し見てから動く」ことで不安も和らぎます。

 

 

② 名刺や資料を整理する・取り出しやすくする

 

 

受付後、バッグやジャケットのポケットに名刺や資料をしまったままでは、いざ話しかける時に慌ててしまうことがあります。

 

 

会に入ったらまず、名刺入れ/名刺ホルダーを出しやすい位置にセットする。スマホやメモ帳も取り出しやすくしておくとベストです。

 

 

これで、声をかける時、名刺交換もスムーズ。第一印象で「あ、この人ちゃんとしてるな」と思ってもらいやすくなります。多くのネットワーキング指南でも、“名刺は常に取り出しやすくしておく”ことがマナーの基本とされています。

 

 

③ “声かけしやすい人”をチェック・アプローチ

 

 

観察後、周りを見渡すと、「一人で立っている人」「手持ち無沙汰な人」「周りと少し距離を保っている人」がきっといます。そんな人に、軽く声をかけるのが最初の一歩です。

 

 

例えば、「こんにちは、はじめまして。よければ名刺交換させてください」「初参加なんですが、〇〇さんは何回目の参加ですか?」など、自然でシンプルな声かけが効果的。

 

 

“ゲストとしてただ参加する”のではなく、“ホストのような気遣い”で動く――。この姿勢は、ネットワーキングイベントで高く評価される行動のひとつです。

 

 

④ 自己紹介の準備と、簡単な自己紹介

 

 

声をかける前に、自分の自己紹介フレーズ(名前・肩書き・一言:何をしているかや興味・目的)を簡潔に用意しておくと安心です。

 

 

ネットワーキングで良い第一印象を与えるためには、言葉だけでなく、姿勢・アイコンタクト・笑顔も大切。当日は胸を張って、相手にしっかり伝わるように心がけましょう。

 

 

自己紹介の後に「今日はどんな目的で来られたんですか?」など、相手に問いかけることで会話が自然に始まりやすくなります。

 

 

⑤ 会場の“余白時間”を活用する

 

 

多くの交流会では、メインイベント、講演、食事、フリートークなど複数の時間帯があります。その“隙間時間” ― 受付後、食事の列、トイレ前、休憩中など ― は思いがけず人とつながるチャンスです。

 

 

待っている間、スマホをいじるのではなく、隣の人に「並ばれていますか?」など軽く声をかけてみましょう。こうした小さな一歩が、思っていた以上の出会いにつながることは多いです。

 

 

■その後につなげるための“第一アクション後の意識”

 

 

初動がうまくいったら、その後も意識しておきたいことがあります。

 

 

無理に話し続けすぎず、適度な会話で“次の相手”を探す

 

 

名刺は大事に扱う(渡す/受け取る時のマナー)

 

 

会話中は相手の話をよく聞き、軽くリアクション/相づちを

 

 

会話の終わりには“また連絡します”の一言を入れて印象を残す

 

 

これらの動きをリズムよく繰り返すことで、ただ“参加しただけ”ではなく、“成果ある出会い”につながりやすくなります。

 

 

■よくある「入ってから動けない」理由とその対策

 

原因 対策

 

緊張・人の多さに圧倒される 深呼吸+会場全体の観察で安心感を得る

 

「話しかける相手がいない」と感じる まず一人で立っている人に声をかける勇気を持つ

 

名刺・資料を忘れがち/取り出しにくい 事前に名刺ホルダーを準備し、すぐ出せる場所へ

 

会話のきっかけが浮かばない 自己紹介と軽めの質問を事前に用意する

 

“聞き役”になってしまいがち 自己紹介→質問→相手の話を聞くバランスを意識する

 

 

こうした心構えと準備で、「会場に入ってからの沈黙」「迷い」「失敗」を減らし、スムーズに交流をスタートできます。

 

 

■まとめ

 

 

ビジネス異業種交流会における“最初の10分”は、とても重要です。会場に入ってからの動き方で、その後の展開が大きく変わります。

 

 

入ったらまず――

 

 

会場の雰囲気を観察する

 

 

名刺・資料を整理する

 

 

声かけしやすい人にアプローチする

 

 

簡潔で印象的な自己紹介を準備する

 

 

“隙間時間”を活かして新しい出会いのチャンスを掴む

 

 

この“第一アクション”の意識が、異業種交流会やビジネス交流会での成功に直結します。

 

 

「異業種交流会」「交流会」「ビジネス交流会」に参加される皆さん、ぜひ次回の会場でこの動きを実践してみてください。きっと、今までとは違う出会いやチャンスが待っています。

 

 

それでは、次回の交流会でお会いできるのを楽しみにしております!

 

── 大阪 交流会Exe-Loop代表 野田

 

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