話し下手でも大丈夫!聞き上手になる為の3ステップ

皆さん、こんにちは!大阪の交流会Exe-Loopの代表野田です。

今日は、「話し下手でも大丈夫!聞き上手になる為の3ステップ」についてブログを書いていきたいと思います!

 

交流会やビジネスの場――とくに異業種交流会、ビジネス交流会のような場では、「自分、あまり話が得意じゃないんです…」という人も多いと思います。

でも安心してください。実は“話す力”よりも、“聞く力”――つまり「聞き上手」であることのほうが、会話でもその後の人間関係でもずっと大きな武器になります。

今回は、話し下手でもムリなく、自然と“聞き上手”になれる「3ステップ」をご紹介します。

 

■ なぜ聞き上手が強いのか

 

まず、なぜ“話し下手=マイナス”ではなく、“聞き上手=強み”になり得るのか。その理由からお伝えします。

 

“聞く”ことで、相手は「この人、話をきちんと聞いてくれる」「理解してくれそう」と感じ、安心感や信頼感を抱きやすくなります。これは「人間関係の基盤」を作るうえでとても重要。

 

また、話の内容をよく聞き、理解しようとする姿勢は、「この人、礼儀正しい/思慮深い」といった好印象を与えることが多いです。交流会のような場では、こうした印象こそが“次につながる出会い”のきっかけになります。

 

さらに、「こちらから話す」ことに意識を集中するのではなく、「相手の話を受け止める」ことで、会話のプレッシャーが減ります。話し下手な人ほど、この“聞き上手”のメリットは大きいんです。

 

だからこそ、「話すのが苦手…」という人ほど、自分の“聞く力”を最大限に活かすことで、むしろ交流会で武器になれます。

 

■聞き上手になるための3ステップ

 

それでは、“聞き上手”になるための具体的なステップを紹介します。初心者の方でも実践しやすいように、シンプルに3ステップに絞りました。

 

ステップ①:相手の立場と気持ちに寄り添って“聞く姿勢”をつくる

 

まず大事なのは「聞く姿勢」。ただ黙って相手の話を聞けばいい、というだけではなく、「この人は何を感じているか」「どんな状況か」を想像しながら聞くことが大切です。

 

具体的には:

 

相手の目を見て話す

 

相手の話すスピードに合わせる

 

身体の姿勢を相手に向ける(軽く身体を傾ける、うなずく、表情を柔らかく)

 

こうした“聞く態度”だけで、言葉以上に「この人ちゃんと聞いてくれているな」「安心できる人だな」と伝わります。

 

特に異業種交流会など初対面の場では、話しやすさ・安心感が信頼につながりやすいため、聞く姿勢の重要性は高いです。

 

ステップ②:感想・共感+質問で会話を“受け止め→深める”

 

聞くだけでなく、“返し”も大切です。話を聞いたあと、すぐに自分の話を始めるのではなく、まずは「共感」「受け止め」「質問」で相手の話を深めましょう。これがいわゆる“アクティブリスニング(能動的な聞き手)”です。

 

具体的な流れはこんな感じ:

 

相手の話を最後まで聞き切る(遮らない)

「そうなんですね」「それはすごいですね」など共感 or 驚きのリアクション

 

「なぜそう思われたんですか?」「その後どうなりましたか?」など質問で深掘り

 

特に「なぜ?」といったオープンな質問を入れると、話の内容が広がり、相手の考えや背景まで聞き出せます。

 

結果として、「ただの雑談」ではなく「心に残る会話」に変わることが多いです。

 

話下手な人ほど、この「聞いて、受け止めて、質問する」という流れを意識するだけで、会話の輪に自然と入れて、相手にも心地よい印象を与えられます。

 

ステップ③:会話後の“ちょっとした気配り”で信頼と次につなげる

 

会話中だけでなく、終わった後の“ちょっとした行動”も、聞き上手の印象を強め、人との関係を深めるチャンスです。

具体的には:

 

会話中に聞いたこと、話したことを軽くメモする(話題、お互いの関心、次の話のネタなど)

 

後日、「先日はありがとうございました」「あの〇〇のお話、とても興味深かったです」などお礼やフォローの連絡をする

 

相手の話していたことに関する情報や、役に立ちそうな話題を提供する

 

こうした“会話後のケア”を意識している人は、自然と信頼され、次につながりやすくなります。実はこれも、“聞き上手”の一部だと言えます。

 

■ こんな人でも大丈夫!聞き上手の良さと活かしどころ

 

「話すのが苦手」「人見知り」な人
→ 初対面・緊張する場では、聞き役に徹することで自然と相手が話しやすくなり、「この人なら大丈夫」と思ってもらいやすい

 

「営業トーク」「自己PRが苦手」な人
→ 無理に話すより、相手の話を聞き、共感・質問で相手に関心を示すことで、“売り込み感”なく信頼を築ける

 

「関係を長く続けたい」「信頼関係を築きたい」人
→ 会話後のフォローやケアが活きるので、浅く広くではなく深く長くつながる人脈ができやすい

 

つまり、“話せる人”だけが交流会で成功するわけではなく、“聞ける人”がむしろ強く、有利になる――それが聞き上手の大きなメリットです。

■最後に:まずは“この3つ”から始めてみよう

 

聞き上手になるために、まず今日から以下の3つを意識してみてください。

 

相手の目を見て、姿勢を整えて、聞く姿勢を示す

 

話を聞いたら、共感・リアクション+オープンな質問で深める

 

会話後に軽いフォローや気配りを入れて、次につなげる

 

話し下手、内向き、緊張しやすい――そんな人こそ、この3ステップを習慣にすれば、安心して交流会にも参加でき、むしろ好印象・好感触を得られるようになります。

 

「異業種交流会」「交流会」「ビジネス交流会」の場は、ただ“話せる人”が目立つ場ではありません。

むしろ“聞ける人”、“思いやりのある人”が、人としても、ビジネスパートナーとしても、長く関係を築けるチャンスを得やすい場です。

 

次回の交流会、もし「話すのちょっと不安…」と思うようなら、無理に話そうとせず、聞き上手を意識してみてください。

きっと、あなたにとって心地よく、実りある時間になるはずです。

 

それでは、また次回の交流会でお会いできるのを楽しみにしています!
── 大阪 交流会 Exe-Loop代表 野田